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【歴史探索】三殿台遺跡で竪穴住居を見学!住宅街で古代遺跡を楽しめる。

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横浜市磯子区の岡村は坂が多いごく普通の住宅街です。
そんな普通の住宅街のど真ん中に縄文遺跡があります。
その名は、「三殿台遺跡」。

三殿台遺跡は、国の指定遺跡でもあります。
竪穴住居の遺跡および復元した竪穴住居が設置されています。

遺跡のある岡村は市営地下鉄 蒔田駅、根岸線の根岸駅、磯子駅の中間地点です。
ちょっと行きづらい場所ではありますが、横浜市で見れる貴重な遺跡をレポートします。

目次

そもそも三殿台遺跡はどんな場所?

概要

三殿台遺跡は、縄文時代から古墳時代にかけての大規模な集落遺跡です。前述の通り国の史跡に指定されています。。
250軒以上の竪穴住居跡が見つかり、その大部分が弥生時代のものである。
一部の遺跡は現地保存されており、敷地内に復元住居や遺構の保護施設がります。
また展示施設横浜市三殿台考古館があり、出土した遺物などが展示しています。

住居跡は252軒が確認され、うち8軒が縄文時代、43軒が古墳時代、残余の大部分が弥生時代のものとなっており、横浜市に古代から人が住んでいたことをがわかる貴重な遺跡です。

歴史

三殿台遺跡の歴史は古いです。
遺跡が発見されてから50年以上経過しています。

歴史

1961年(昭和36年):遺跡の乗る台地が隣接する滝頭小学校岡村分校(現・横浜市立岡村小学校)の
          校地拡張予定地となったため、大規模な発掘調査が行われました。
          その際に約10000平方メートルの遺跡残存部全域が発掘され、縄文・弥生・古墳の
          3時代に亘る集落跡が確認されました。

1966年(昭和41年):国の史跡に指定。

1967年(昭和42年):三殿台考古館が開館し遺跡とともに公開

三殿台遺跡を楽しむ

三殿台遺跡は丘の上にあります。
入り口はシンプルです。
国の指定遺跡は見えません。

入り口を入ってすぐに遺跡が見えます。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、原っぱに円形になるように木が刺さっています。
これが竪穴住居の跡です。

これだけだとただの原っぱにしか見えません。
奥にある建物が存館です。

こちらはしっかりした形で跡が残っています。
雨風から守るため建物に囲われている遺跡です。

しっかりと建物あとの段差もわかり、古代に思いをはせることができます。
保存館の中は3つくらいの住居がありました。

さらに保存館の跡には竪穴住居のレプリカがあります。
当然ながらと言うべきか見た目は竪穴住居です。
藁ぶき屋根の家に近い印象。

中にも入ることは可能です。
中は暗く支柱の柱が一本あり、その中をぐるっと回ることが可能です。


中は真夏の炎天下の日に行ったのですが、涼しいです。
藁ぶき屋根と土の力で外よりも涼しくて快適です。
ちょっと薄暗いだけで椅子があればゆっくりしたいくらいの快適空間でした。

三殿台遺跡には3つの竪穴住居のレプリカがあります。
基本的に中身は同じようなので、どれか一つに入れば十分です。

歌手”ゆず”との関係

横浜市出身の歌手グループ”ゆず”は、磯子区岡村出身です。
実は片方の方のご実家はこちらの遺跡の近所だそうです。

そのため、三殿台遺跡は、”ゆず”の聖地としても有名です。
CD”すみれ”のブックレットの写真撮影でも利用されていたり、二人の母校である岡村小学校は真横です。

まとめ

三殿台遺跡を特集しました。
1週はだいたい30分もあればできる手軽な観光スポットです。

どこの駅からも微妙に離れているのが難点ですが、横浜在住でしたら1度行ってみるのいかがでしょうか?
古代に思いをはせることができます。

土日は空いていますが、平日は小中学生の社会科見学でにぎわっている日もあるそうです。
無料で入れるただの広い公園と考えてベンチに座ってゆっくりお茶を飲むのも良いと思います。

三殿台遺跡の跡は歩いて5分ほどの場所にある草経庵でお茶することをお勧めします。
ゆっくりした時間を過ごすことができます。(営業日が少ないの注意)

三殿台遺跡の基本情報

名前:横浜市三殿台考古館
住所:神奈川県横浜市磯子区岡村町4-11-22

アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン 弘明寺駅から市営バス219系統三殿台公園下車徒歩3分
                   横浜市営地下鉄ブルーライン蒔田駅下車徒歩20分

休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)、12月28日~1月4日
入館料:無料

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